マキタのレーザー墨出し器「SK507GDZN」の特長とは?
建築現場などの作業で必要不可欠なレーザー墨出し器。数多くある製品の中から、マキタの最新シリーズの最上級モデル「SK507GDZN」に興味を抱いている方は多いのではないでしょうか。
本記事では、SK507GDZNの価格やスペックをはじめ、特長からどんな人におすすめなのかまでを詳しく解説します。
マキタの最新レーザー墨出し器「SK507GDZN」を紹介!
引用元:マキタ公式サイト_充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器 SK507GDZN
「SK507GDZN」は、愛知県に本社を置く株式会社マキタが手がける最新のレーザー墨出し器です。10.8Vスライドの充電式を採用しており、屋内・屋外問わず使用することが可能です。
ここでは、SK507GDZNの価格や仕様、セット内容について詳しく見ていきましょう。
価格と仕様
SK507GDZNの価格は279,000円(税別)です。超高輝度が備わっており、フルラインのグリーンレーザーを採用しています。
また、リモコン追尾受光器(LDG-6)もついているので、水平回転や停止などを遠隔で操作できます。それだけでなく、ライン光投射モードの切り替えやグリーンレーザーの消灯を行うことも可能です。
セット内容
SK507GDZNにはリモコン追尾受光器(LDG-6)をはじめ、受光器を基準棒につける際に役立つバイスや本体を入れられる収納ケース、単4アルカリ乾電池4本が標準付属品としてついています。
その他にも、肩かけベルトやレーザー用透視メガネもセット内容に含まれています。バッテリーは付属していないため、注意しましょう。
SK507GDZNの特長
SK507GDZNの特長として、以下の5つが挙げられます。
- 高輝度で長時間使用可能なバッテリー
- 自動追尾機能搭載
- レーザー輝度は4モード切り替え
- 選べる2タイプの電源
- 安心の1年間保証
ここでは、それぞれの特長を具体的に解説します。
高輝度で長時間使用可能なバッテリー
SK507GDZNは、超高輝度のCXTレーザーを採用している墨出し器です。
バッテリーは別売りではあるものの、他のマキタ製品のバッテリーが使用できます。高容量な5AhバッテリーTyp5Ahが取り付け可能であり、連続使用時間は約25%アップするため、長時間の使用ができるようになります。
なお、10.8Vスライド式バッテリーはインパクトドライバーや草刈り機、スマートフォン充電など、100以上のモデルに共通で使用できるので経済的です。
エコモードでの連続使用時間
SK507GDZNはエコモードで使用した場合の照射時間の長さが魅力です。照射パターンごとの、バッテリーをフル充電した状態での連続使用時間は以下の通りです。
- フルライン:約25時間(BL1050Bの場合)
- おおがね・通り芯・ろく:約47時間(BL1050Bの場合)
ただし、上記の連続使用時間はあくまで目安であり、バッテリーの充電状態や使用条件などによって使用し続けられる時間は変動します。
自動追尾機能搭載
SK507GDZNには受光器を用いた自動追尾機能が搭載されており、一人でも墨出し作業を行うことが可能です。地墨ポイントに合わせてSK507GDZNを設置し、地墨線に合わせて受光器を置くだけで簡単に墨出しができます。
ただし、輝度モードでは自動追尾は超高できないので注意が必要です。
レーザー輝度は4モード切り替え
SK507GDZNのレーザー輝度は、「エコ」「通常」「高輝度」「超高輝度」の4つに切り替えながら使用することが可能です。その中でも、超高輝度は高輝度と比べると明るさが約1.5倍であり、屋外などの明るい現場でも見やすいグリーンレーザーを採用しています。
ライン光も作業に応じて切り替えることができ、「ろく」「さげふり・ろく」「おおがね・ろく」「フルライン」など、8種類に切り替えられます。ただし、超高輝度モードだと「ろく」「さげふり・ろく」「おおがね・ろく」しかできなかったり、エコモードと通常モードでしか「フルライン」が使えなかったりといった制限があるので注意してください。
選べる2タイプの電源
SK507GDZNの電源は、以下の2タイプから選べます。
- 10.8Vスライド式 リチウムイオンバッテリー
- 単3形電池パック ADP09
バッテリータイプは比較的小さく軽いため、持ち運びの際にもかさばりません。
また、先述の通りマキタが提供する他の機種との互換性があり、それぞれに合ったバッテリーを持ち歩く必要が無い点も便利なポイントです。
一方、電池タイプの場合は8本の電池を用意する必要がありますが、電池が使えることで、現場でバッテリーの充電がなくなったりしたときに役立つでしょう。
安心の1年間保証
SK507GDZNには1年間の保証がついているため、何かあった際でも安心です。SK507GDZNをはじめとしたレーザー墨出し器の調整や修理の際は、サービスセンターに連絡することで迅速な対応をしてもらえます。
万が一に備え、マキタの販売店や営業所がどこにあるかを前もって把握しておくと良いでしょう。
SK507GDZNはこんな方におすすめ
SK507GDZNは以下のような方におすすめのレーザー墨出し器です。
- 高輝度レーザーを長時間使用する方
- マキタの10.8Vバッテリー工具を既に持っている方
- 一人での墨出し作業が多い方
SK507GDZNは高輝度レーザーをはじめ、さまざまなモードを選ぶことができ、明るい屋外でもクリアな視認性を確保できるため、作業効率の向上に貢献します。高容量のバッテリーもあるため、長時間の作業でも充電切れを起こす心配はほとんどありません。
また、SK507GDZNに付属するバッテリーはマキタの他の工具などとも互換性があるため、コスト削減と荷物の軽量化につながります。
さらに、SK507GDZNには自動追尾機能を搭載しているため、一人で作業を行っている場合でも効率的に墨出し作業が行えます。受光器を置くだけで自動でラインを調整してくれるので、人手不足の現場や迅速な作業が求められる状況では特に役立つでしょう。
製造元メーカーマキタについて
製造元メーカーであるマキタの基本情報は以下の通りです。
企業名 | 株式会社マキタ |
設立 | 1938年12月10日 |
代表者 | 取締役会長 後藤昌彦取締役社長 後藤宗利 |
本社所在地 | 愛知県安城市住吉町3丁目11番8号 |
営業所 | 全国129ヶ所 |
資本金 | 242億561万円(2024年3月31日現在) |
従業員数 | 単独:3,427名(2024年3月31日現在)連結:17,669名(2024年3月31日現在) |
事業内容 | 電動工具、園芸用機器、エア工具、家庭用機器などの製造・販売 |
まとめ
マキタのレーザー墨出し器「SK507GDZN」は、高輝度グリーンレーザーを採用しており、4モード輝度調整や自動追尾機能が特長の10.8V充電式モデルです。価格は279,000円(税別)で、バッテリーと充電器は別売りになっています。
高輝度レーザーを長時間使用する方やマキタ工具を保有している方、一人での墨出し作業が多い方に最適のレーザー墨出し器です。ぜひ本記事を参考に、マキタが手がけるSK507GDZNの購入を検討してみてはいかがでしょうか。