シンワのレーザー墨出し器「レーザーロボ SHELL」の特長とは?

建設現場などで、水平や垂直を出すために必要不可欠なレーザー墨出し器。数ある製品の中でも、シンワ測定の「レーザーロボ SHELL」は、コンパクトさと使いやすさで注目を集めています。
本記事では、レーザーロボ SHELLの具体的な価格やセット内容、注目すべき特長などを詳しく解説します。
シンワのレーザー墨出し器「レーザーロボ SHELL」を紹介!

引用元:レーザーロボ SHELL グリーン - シンワ測定株式会社
「レーザーロボ SHELL」は、新潟県に本社を置くシンワ測定株式会社が手掛けるレーザー墨出し器です。軽量かつコンパクトサイズであり、繰り返し充電できるリチウムイオンバッテリーを採用しています。
ここでは、レーザーロボ SHELLの価格や仕様、セット内容を詳しく見ていきましょう。
価格と仕様
レーザーロボ SHELLの価格は65,000円(税抜)です。他のシリーズと比べると、リーズナブルな価格であり、予算が限られている方でも導入しやすいでしょう。
光源は可視半導体レーザーであり、自動補正範囲は±2°、自動補正範囲を超えるとレーザーラインが約1秒間点滅して知らせてくれます。振り子+磁気ダンパー方式を採用しているため、揺れを素早く止めることができ、振動の多い環境下でも安心して使用することが可能です。
セット内容
レーザーロボ SHELLには、本体用の収納ソフトケースやストラップ、充電時に必要なUSB(Type-C)ケーブルと充電アダプターが付属品としてついています。
また、オンラインショップでは収納ケースや充電アダプターといった消耗品を購入できるため、万が一故障してしまった場合でも安心です。
レーザーロボ SHELLの特長

引用元:レーザーロボ SHELL グリーン - シンワ測定株式会社
レーザーロボ SHELLの主な特長として、以下の4つが挙げられます。
- 軽量・小型でコンパクト
- オンオフは開くだけのワンステップスタート
- レーザー照射窓を保護できるため持ち運びに便利
- USB Type-Cで充電可能。最大24時間連続使用できる
ここでは、それぞれの特長を詳しく紹介します。
軽量・小型でコンパクト
レーザーロボ SHELLは軽量かつコンパクトな見た目が大きな特長の一つです。本体重量は300gと非常に軽く、サイズは閉じた状態で155×48×48mmと比較的小型です。
狭い場所での作業や持ち運びが多い現場では、そのコンパクトさが作業効率を向上させ、負担を軽減します。本体の軽量化により長時間の作業でも疲れにくく、作業への集中力を維持できます。
また、収納スペースも最小限で済むため、車内や作業現場での取り回しが容易になるでしょう。
オンオフは開くだけのワンステップスタート

引用元:レーザーロボ SHELL グリーン - シンワ測定株式会社
レーザーロボ SHELLは、電源のオンオフ操作がシンプルなのも、特長の一つとして挙げられます。本体を左右に開くだけで電源をオンにでき、閉じればオフになるワンステップスタート機能を搭載しています。
この手軽な操作性は、現場作業のスピードアップに貢献します。特に、頻繁に電源のオンオフを繰り返す作業ではその効果を実感できるでしょう。
また、複雑な操作を覚える必要がないため、初めてレーザー墨出し器を使う方でも戸惑うことなく使用できます。
それだけでなく、ワンステップスタート機能があれば誤操作を防ぐことにもつながります。従来のボタン式のように意図せず電源が入ってしまう心配がなく、安全に作業を進められるのも魅力の一つです。
レーザー照射窓を保護できるため持ち運びに便利
レーザーロボ SHELLの特長として、レーザー照射窓を保護できることが挙げられます。レーザーロボ SHELLは持ち運び時の安全性にも配慮した設計がされており、レーザー照射窓は衝撃や傷から保護するために本体を閉じると自動的にカバーされる構造になっています。
これにより、作業現場への移動中や保管時にレーザー照射窓が破損するリスクを軽減することが可能です。
また、収納ソフトケースもあるため、長時間の移動などでも外装が傷ついてしまう心配はありません。
USB Type-Cで充電可能。最大24時間連続使用できる
レーザーロボ SHELLがUSB Type-Cでの充電に対応していることも、注目すべき特長の一つです。長時間の連続使用が可能であり、レッドレーザーなら最大24時間、グリーンレーザーの場合は最大12時間連続使用できます。
USB Type-Cは汎用性の高い充電規格であるため、モバイルバッテリーや車載USBなど、さまざまな電源から手軽に充電できます。急なバッテリー切れにも迅速に対応でき、作業の中断を最小限に抑えることが可能です。
レッドレーザーを使用する場合は、一日中充電切れを心配することなく使用できます。グリーンレーザーでも半日程度は連続使用できるため、多くの現場作業で十分な稼働時間を確保できます。
ただし、連続使用できる時間は使用環境や充電回数などで変動するため、あくまで目安程度で捉えておくと良いでしょう。
レーザーロボ SHELLはこんな方におすすめ

レーザーロボ SHELLは、コンパクトさと使いやすさを併せ持つことから、狭い場所での作業が多い方やスピードと効率を重視する方、持ち運びが多い方などにおすすめのレーザー墨出し器です。
軽量コンパクトなボディは取り回しやすく、ワンステップスタートで素早く作業開始できます。さらに、堅牢な設計とUSB Type-C充電は、持ち運びの多い現場作業を強力にサポートします。
高い性能と信頼性をリーズナブルな価格で実現したレーザーロボ SHELLは、さまざまなニーズに応える頼もしいツールです。
より高出力で高スペックのレーザー墨出し器をお探しの方は、シンワの「レーザーロボ LEXIA VIVID」もおすすめです。「レーザーロボ LEXIA VIVID」については、以下の記事で詳しく解説しています。
『シンワのレーザー墨出し器「レーザーロボ LEXIA VIVID」はどんな商品?』
製造元メーカーシンワ測定株式会社について

引用元:シンワ測定
製造元であるシンワ測定株式会社の基本情報は以下の通りです。
企業名 | シンワ測定株式会社 |
創立 | 1971年7月1日 |
代表者 | 代表取締役 渡辺徹 |
本社所在地 | 新潟県三条市興野3-18-21 |
事業所 | 札幌営業所関東営業所中部営業所大阪営業所九州営業所 |
資本金 | 9,500万円 |
従業員数 | 228名 |
事業内容 | 精密機械器具の製造・販売金属製曲尺、金属製直尺、特殊計測機器、建築用道工具レーザー・光学機器、面状発熱体(ヒーター)、温度計、精密エッチング |
シンワ測定株式会社のレーザー墨出し器については、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらの記事もご確認ください。
『シンワ測定株式会社のレーザー墨出し器のご紹介|評判や種類を解説』
レーザーロボ SHELLの説明書
レーザーロボ SHELLの説明書は以下のページから確認できます。
説明書には上述したような特長の他に、警告や注意事項、各部の名称、使用方法などが細かく記載されています。
また、修理やメンテナンスに関する問い合わせ先も載っているので、一度しっかりと目を通しておくことをおすすめします。
なお、レーザーロボ SHELLに関する説明書は公式サイトからでも確認できるため、万が一説明書を失くしてしまった場合でも安心です。
まとめ
シンワ測定株式会社が提供する「レーザーロボ SHELL」は、コンパクトさと使いやすさが魅力のレーザー墨出し器です。65,000円(税抜)という導入しやすい価格でありながらも、最大24時間連続使用可能でUSB Type-C充電に対応しており、現場作業の効率化を追求した機能が充実しています。
300gの軽量ボディは長時間の作業負担を軽減し、±2°の自動補正範囲と振り子+磁気ダンパー方式は安定したライン照射を実現します。狭い場所での作業や持ち運びが多い方、スピードと効率を重視する方に特におすすめです。
ぜひ本記事を参考に、シンワ測定が手掛けるレーザーロボ SHELLの購入を検討してみてはいかがでしょうか。