タジマのレーザー墨出し器「ZERO G」シリーズの特長とは?

レーザー墨出し器には、多種多様な種類があり、どれを選べば良いのかと迷っている方は多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、タジマが手掛けるレーザー墨出し器「ZERO G」シリーズです。
過酷な現場環境にも耐えられる頑丈なボディや使いやすさを追求した機能、安心の国内生産のため、高い信頼性を得ています。本記事では、ZERO Gシリーズの価格や仕様、おすすめポイントなどを解説します。
タジマのレーザー墨出し器「ZERO G」シリーズを紹介!

引用元:ZEROG|レーザー墨出し器|TAJIMA(タジマ)
タジマが提供する「ZERO G」シリーズは、タジマ独自のダイレクトグリーンLDを採用しており、従来製品よりも6倍見やすいレーザー墨出し器です。矩十字や横全周でのライン照射なら約11時間使用できるため、残量を気にせずに作業に集中することが可能です。
ここでは、ZERO Gシリーズの価格や仕様、セット内容を詳しく紹介します。
価格と仕様
タジマが手掛けるZERO Gシリーズには以下のような種類が存在し、価格や仕様はそれぞれ異なります。
タイプ | 型番 | 価格(税込) |
KJC(矩十字・横全周)+センサー(3種類の電源対応) | NAVIセンサーKJY | 533,500円 |
NAVIセンサーKJY 三脚セット | 540,100円 | |
センサーKJC | 401,500円 | |
センサーKJC 受光器+三脚セット | 434,500円 | |
KJY(矩十字・横)(乾電池タイプ) | NAVIジンバルKJY | 348,700円 |
NAVIジンバルKJY 三脚セット | 354,200円 | |
ジンバルKJY | 216,700円 | |
ジンバルKJY 受光器+三脚セット | 249,700円 | |
KYR(矩・横・両縦)(乾電池タイプ) | ジンバルKYR | 178,200円 |
ジンバルKYR 受光器+三脚セット | 211,200円 | |
KY(矩・横)(乾電池タイプ) | ジンバルKY | 139,700円 |
ジンバルKY 受光器+三脚セット | 172,700円 | |
TYZ(縦・横・地墨)(乾電池タイプ) | ジンバルTYZ | 101,200円 |
ZERO Gシリーズは、高額になると54万円を超えますが、安価なモデルだと10万円程度で購入できます。レーザー安全基準はクラス2Mであり、精度は±0.81mm/10mを誇っています。
また、どの型番にも防塵・防水設計が施されているため、ほこりが多い場所や雨が降っている場所でも活用することが可能です。
セット内容
ZERO Gシリーズには、三脚セットや受光器+三脚セットなどがあります。
また、別途料金はかかるものの、グリーン用受光器やグリーン用NAVI受光器、充電池、乾電池ボックスなど、さまざまなアクセサリーが販売されています。万が一受光器や充電池が壊れてしまっても、必要なアクセサリーを購入し直すだけで済むため、余計な費用を抑えることが可能です。
タジマの「ZERO G」シリーズの特長
タジマのレーザー墨出し器「ZERO G」シリーズの主な特長として、以下の4つが挙げられます。
- 自社工場で生産しているため信頼性が高い
- 3種類の電源対応
- NAVI機能で一人でも作業が簡単に
- 1年間の無償修理つき
ここでは、それぞれの特長を詳しく見ていきましょう。
自社工場で生産しているため信頼性が高い
ZERO Gシリーズは、国内自社工場で一貫生産されています。製造工程では繰り返し検査を実施し、最終的には約50項目もの厳しい検査に合格した製品のみを出荷しているため、高い信頼性を誇っています。
また、タジマは実際の建築現場を想定した過酷な環境テストも実施しています。
炎天下の閉鎖空間や真冬の極寒環境など、11項目にも及ぶ環境テストを行っており、あらゆる現場で安定した性能を発揮できる製品づくりを実現しています。総合耐久評価は★~★★★で表しており、製品の信頼性をユーザーが客観的に判断することが可能です。
3種類の電源対応
ZERO GシリーズのNAVIセンサーKJCとNAVIジンバルKJYの場合は、3種類の電源に対応しています。長時間使えるリチウムイオン充電池や手軽な単3形アルカリ乾電池、長時間の作業も安心なACアダプターを使用できるため、現場の状況に合わせて使い分けることが可能です。
これにより、電源切れの心配をする必要がなくなり、どんな現場でもスムーズに作業を進められるようになるでしょう。
NAVI機能で一人でも作業が簡単に
ZERO Gシリーズに搭載されているNAVI機能は、レーザー墨出し器の使いやすさを革新する画期的なシステムです。この機能により、これまで複数人で行っていた作業を一人で行うことが可能になり、作業効率の大幅な向上に貢献します。
具体的には、受光器を地墨の位置に合わせるだけでレーザー光が自動的に受光器を追尾し、正確に地墨を照射します。この自動追尾機能により、これまで困難だった天井への地墨転写も容易になり、一人での作業をスムーズかつ効率的に作業を進めることが可能です。
また、革新的なNAVI機能は作業効率の向上だけでなく、人件費の削減にもつながります。特に、大規模な建設現場や工期が限られているプロジェクトにおいては、その効果を実感しやすいでしょう。
1年間の無償修理つき
ZERO Gシリーズは、購入後1年間の無償修理サービスを提供しています。そのため、現場での予期せぬトラブルや不具合が発生した場合でも、安心して使い続けられるようサポート体制が整えられているといえます。
なお、1年間の無償修理保証が切れた場合は、有料にはなるものの点検調整や修理などの依頼を行うことが可能です。
タジマの「ZERO G」シリーズはこんな方におすすめ

タジマの「ZERO G」シリーズは、精度・耐久性・利便性を求めるプロに最適なレーザー墨出し器です。明るい現場でも見やすいグリーンレーザー、過酷な環境に耐える堅牢性、3種類の電源対応で、どんな現場でもスムーズな作業をサポートします。
また、革新的なNAVI機能は一人作業を可能にし、人件費削減にも貢献します。さらには1年間の無償修理があるため、作業効率向上とコスト削減を両立したい現場作業者におすすめです。
製造元メーカータジマ(株式会社TJMデザイン)について

引用元:タジマ
製造元であるタジマの基本情報は以下の通りです。
企業名 | 株式会社TJMデザイン |
設立 | 1945年3月6日 |
代表者 | 代表取締役社長 田島 庸助 |
本社所在地 | 東京都板橋区小豆沢3-4-3 |
拠点 | ツール事業部オフィス:札幌、仙台、三条、名古屋、大阪、福岡工場:秩父、太田、蒔田、横瀬、上海キッチン事業部ショールーム・オフィス:世田谷、新宿、立川、本牧、藤岡、つくば、名古屋、大阪、神戸、岡山、広島、福岡、札幌工場: 藤岡 |
資本金 | 個別:6,400万円連結:9億4,400万円 |
従業員数 | 個別:986名連結:1,421名 |
タジマ(株式会社TJMデザイン)のレーザー墨出し器については、以下の記事でも詳しく解説しています。
『タジマのレーザー墨出し器のご紹介|評判や種類を解説』
タジマの「ZERO G」シリーズの紹介動画
以下の動画からZERO Gシリーズのさまざまな情報を確認できます。
紹介動画では、充電池や見やすさ、センサー方式・ジンバル方式などについて具体的な情報をチェックできます。
また、実際の使用方法も併せて確認できるため、一度視聴しておくと良いでしょう。
まとめ
タジマが手掛ける「ZERO G」シリーズは、過酷な現場環境にも耐えうる堅牢性と、使いやすさを追求した機能が魅力のレーザー墨出し器です。国内自社工場での一貫生産と厳しい検査体制により、高い信頼性を確保しています。
矩十字・横全周や矩・横・両縦、縦・横・地墨など、多種多様なタイプをラインナップし、価格帯も10万円台から50万円台までと幅広く展開しています。明るい現場でも見やすいグリーンレーザーは、精度±0.81mm/10mを誇っているため、さまざまな現場でも活用しやすいでしょう。
ぜひ本記事を参考に、タジマが提供する「ZERO G」シリーズの購入を検討してみてはいかがでしょうか。