Panasonicのレーザー墨出し名人「BTL4101」を徹底解説!

昨今の建設現場では、レーザー墨出し器を用いた墨出し作業が必要不可欠となっています。しかし、レーザー墨出し器は両手で持たなくてはならないサイズ感と1kgほどの重量がある製品が多く、携帯性に欠けるとお考えの方も多いのではないでしょうか。大手家電メーカーのPanasonicでは、折りたたみ式で持ち運びしやすいレーザー墨出し器「BTL4101」を提供しています。

今回は、コンパクトさが魅力のレーザー墨出し器「BTL4101」の価格や特長を解説します。

Panasonicのレーザー墨出し名人「BTL4101」をご紹介

引用元:Panasonic

Panasonicのレーザー墨出し名人「BTL4101」は、独特な形状が特徴的なレーザー墨出し器です。
視認性の高いグリーンレーザーを採用しており、明るい環境下でも鮮明なラインを照射できます。また、照射出力を2段階で切り替えられるので、用途に合わせて最適な明るさに調整できます。
BTL4101は携帯性に優れているため、電気工事や配管工事、店舗の内装工事など幅広い現場で活躍してくれるレーザー墨出し器です。

価格と付属品

Panasonicのレーザー墨出し名人「BTL4101」の本体価格は、131,500円(税抜)となっています。

BTL4101には、下記の付属品が同梱されています。

  • 墨出し名人GL回転台
  • プラスチックケース
  • 測量器用三脚取付金具

回転台が付属しているので、床や天井などさまざまな方向にラインを照射できます。また、三脚取付金具も付属しており、市販の三脚に取り付けることでより安定した作業が行えます。
このように付属品も実用的なものが揃っているので、現場での作業効率を大幅に向上できるでしょう。

BTL4101の特長

BTL4101の特長は、下記の通りです。

  • 軽量コンパクト
  • 視認性の高いグリーンレーザー
  • 照射出力を2段階で切り替え
  • 充電池で繰り返し使える
  • 衝撃吸収構造のFSAを搭載
  • 防塵性能強化
  • 万全のメンテナンス体制

軽量コンパクト

BTL4101は、長さ17cm、重さ264gと非常に軽量でコンパクトなサイズとなっています。
片手で収まるほどのコンパクトさで、胸ポケットにすっぽりと収まるレベルです。
大型のレーザー墨出し器とは異なり、現場の移動や作業中の持ち運びも非常に楽に行えます。また、片手で操作できるサイズのため、高所での作業や狭い場所での作業など、さまざまな現場で機動力を発揮してくれるでしょう。

視認性の高いグリーンレーザー

BTL4101は、従来のレッドレーザーとは異なり、人の目に優しく視認性の高いグリーンレーザーを採用しています。
グリーンレーザーは、レッドレーザーと比べて波長が短く、明るい場所でもラインがはっきりと見えます。特に屋外や明るい室内などの光が強い環境下での作業において、グリーンレーザーの視認性の高さが際立つでしょう。

照射出力を2段階で切り替え

BTL4101は、照射出力を2段階で切り替えられるので、作業環境に合わせて最適な明るさに調整できます。
屋内など比較的暗い環境下では、通常モードで十分な視認性を確保できます。消費電力も抑えられるので、バッテリーの持ちも長くなるでしょう。
一方、屋外や明るい室内など、光の影響でレーザーラインが見えにくい環境では、パワーモードに切り替えることでクッキリと明瞭なラインを確認できます。
ただし、パワーモードを使用すると電池の消耗が早くなるので、必要な時だけ使用するように心がけましょう。こまめにモードをに切り替えることで、電池の節約につながります。

充電池で繰り返し使える

BTL4101は、充電池(ニッケル水素電池)3本で動作するため、繰り返し使用できる経済的な設計となっています。
一回の充電で、通常モードであれば約7時間、パワーモードでも約4時間の連続使用が可能です。また、アルカリ乾電池にも対応しているため、充電池の残量が少なくなった場合や充電する時間がない場合でも、問題なく作業を続けられます。アルカリ乾電池での動作時間は、通常モードで約6時間、パワーモードで約2時間です。
このように充電池とアルカリ乾電池の併用が可能なので、長時間の作業でも安心して使用できます。

衝撃吸収構造のFSAを搭載

BTL4101には、衝撃吸収構造のFSA(フローティング・ショック・アブソーバ)が搭載されています。
FSAの役割は、振動などからジンバル機構(水平保持機構)を保護することです。
レーザー墨出し器は、精密な光学部品を使用しているため、落下などの衝撃を受けると内部のジンバル機構が破損し、精度が大きく低下してしまう恐れがあります。しかし、FSAがあることで衝撃が緩和されるため、長期間安定して使用できます。

防塵性能強化

BTL4101は、従来の製品よりも内部に埃が入りにくい構造に改良されています。
レーザー墨出し器は、精密な部品を使用しているため、内部に埃が入り込むと故障の原因となります。特に建設現場などの埃っぽい環境で使用する場合、埃による故障のリスクが高まってしまうでしょう。
しかし、BTL4101は防塵性能を強化した設計となっているため、過酷な現場環境でも安心して使用できます。

万全のメンテナンス体制

Panasonicでは、BTL4101の製品データを出荷時からメンテナンス時まですべて管理しています。
具体的には、製品一つひとつにシリアルナンバーが付与されており、製造履歴や修理履歴などを詳細に追跡できる体制が整っています。万が一故障した場合でも、シリアルナンバーから過去の修理歴や交換部品などを正確に把握できるため、的確で迅速な修理対応が可能です。

BTL4101はこんな方におすすめ

BTL4101は、軽量かつ高品質なレーザー墨出し器がほしい方におすすめです。

BTL4101は、長さ17cm、重さ264gと片手で手軽に扱えるコンパクトサイズです。そのため、作業現場への持ち運びも容易で、狭い場所での作業にも最適です。また、 人の目に優しく視認性の高いグリーンレーザーを採用しているため、屋外工事や明るい室内での作業などでもクッキリと明瞭なラインを確認できるでしょう。さらに、衝撃や防塵にも強い設計になっているため、長期間にわたって安心して使用できるでしょう。

製造元メーカーPanasonicについて

引用元:パナソニック株式会社 | Panasonic

製造元メーカーであるPanasonicの基本情報は以下の通りです。

企業名パナソニック株式会社
設立1918年 3月7日
代表者品田正弘
本社所在地東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル
営業所166拠点
資本金2,594億円
従業員数約90,000人
事業内容家電・空質空調・食品流通・電気設備・デバイス等の開発・製造・販売

パナソニックのレーザー墨出し器については、以下の記事で一覧で紹介しています。

『パナソニックのレーザー墨出し器のご紹介|評判や種類を解説』

まとめ

PanasonicのBTL4101は、軽量コンパクトながら高機能を備えた、レーザー墨出し器です。
人の目に優しく視認性の高いグリーンレーザーと2段階の照射出力切替により、さまざまな環境に対応できるため、作業効率を向上できます。また、衝撃吸収構造のFSAや防塵性能の強化により、現場での耐久性も高く、長期的なコストパフォーマンスにも優れています。

ぜひ本記事を参考に、Panasonicが手掛けるBTL4101の購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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