マキタのレーザー墨出し器のご紹介|評判や種類を解説

現場作業の効率化を図るために必要不可欠なレーザー墨出し器。さまざまなメーカーから販売されていますが、その中でもマキタの製品はプロの信頼も厚く人気を集めています。

しかし、種類が多くてどれを選べば良いのかと迷っている方もいるのではないでしょうか。本記事では、マキタのレーザー墨出し器の特長や種類、選び方のポイント、実際のユーザーの評判などを解説します。

株式会社マキタの概要

引用元:マキタ

マキタの会社概要は以下の通りです。

企業名株式会社マキタ
設立1938年12月10日
代表者取締役社長 後藤宗利
本社所在地愛知県安城市住吉町3丁目11番8号
拠点全国129ヶ所
資本金242億561万円(2024年3月31日現在)
従業員数単独:3,427名(2024年3月31日現在)連結:17,669名(2024年3月31日現在)
事業内容電動工具、園芸用機器、エア工具、家庭用機器等の製造・販売

電動工具のリーディングブランドとして世界的に知られるマキタは、1938年に愛知県安城市で設立された企業です。レーザー墨出し器をはじめ、電動工具や園芸用機器、エア工具など、高品質な製品を製造・販売しています。

全国129拠点に事業を展開しており、年齢問わず幅広い層に支持されています。

マキタ製品の特長

マキタ製品全体の特長として、以下の2つが挙げられます。

  • マキタ製品と互換性のあるバッテリー
  • 3日間で直す「修理3日体制」

まずは、マキタ製品の主な特長を見ていきましょう。

マキタ製品と互換性のあるバッテリー

マキタ製品の大きな特長として、バッテリーの互換性が挙げられます。主に、18Vと40Vmaxをメインに展開しており、同じ電圧の製品なら同じバッテリーが使えます。

たとえば、18Vバッテリーならドリルドライバーからクリーナーまで幅広く対応しており、新しい工具も購入する場合でもすでにマキタ製バッテリーがあれば本体のみの購入で済むことが多いため、初期投資を大きく抑えることが可能です。

また、現場作業でもバッテリー交換だけで複数の工具を使い回せるため、効率的に作業を進められるようになります。マキタ製バッテリーの互換性は、コストパフォーマンスや利便性、作業効率の向上に貢献するでしょう。

3日間で直す「修理3日体制」

修理3日体制も、マキタ製品の特長の一つです。マキタでは製品開発や生産、販売などのプロセスを自社で行える現場力があり、設備投資や研究開発体制の構築を積極的に行っています。

その結果、市場を見据えた技術の向上を実現させており、故障した製品を最短3日で修理完了を目指す体制を整えています。

レーザー墨出し器の故障時にも迅速な対応で作業への影響を最小限に抑えることができ、現場作業のダウンタイム短縮に大きく貢献するでしょう。ただし、3日で修理できるのはあくまで目安であり、故障状況や部品在庫によっては3日以上かかる場合もあるため、あらかじめ理解しておくことが肝心です。

株式会社マキタのレーザー墨出し器の種類

マキタが手掛けるレーザー墨出し器には、主に3種類挙げられます。

  • 充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器
  • 充電式屋内・屋外兼用墨出し器
  • 屋内・屋外兼用墨出し器

ここでは、それぞれの特長や魅力などを具体的に紹介します。

充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器

引用元:マキタ

充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器シリーズには、主に2つのモデルが存在します。

  • SK507GDZN
  • SK314GDZN

充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器は、長時間使用可能な超高輝度CXTレーザーが採用されており、おおがね・通り芯・ろく/エコモードの場合は約47時間使用できます。輝度切り替えには4つのモードが搭載されており、状況に合わせて選ぶことが可能です。

また、地墨ポイントに墨出し器を置き、地墨線に合わせて受光器を設置すれば、自動追尾でライン出しを行えます。

充電式屋内・屋外兼用墨出し器

引用元:マキタ

充電式屋内・屋外兼用墨出し器シリーズには、以下の7種類が挙げられます。

  • SK507GD
  • SK314GD
  • SK211GD
  • SK210GDZ
  • SK40GD
  • SK20GD
  • SK10GD

充電式屋内・屋外兼用墨出し器は、専用アプリをダウンロードすることでスマートフォンから操作を行えるレーザー墨出し器です。具体的には、自動追尾や開店操作、受光確認、レーザー輝度の切り替えなどをスマートフォン上で操作でき、離れた場所からでも効率的に作業を進められます。

また、最大9,999時間で使用時間を制限でき、盗難抑止機能も備わっているため、安全性が確保されているシリーズといえるでしょう。

SK40GDについては、以下の記事で詳しく紹介しています。

『マキタのレーザー墨出し器「SK40GD」の特長を詳しく紹介!』

屋内・屋外兼用墨出し器

引用元:マキタ

屋内・屋外兼用墨出し器シリーズには、以下の5タイプがあります。

  • SK503PXZ
  • SK13P
  • SK14P
  • SK23P
  • SK640PH

屋内・屋外兼用墨出し器はレッドレーザーを採用しており、ラインポイントで明るい場所でもラインが見やすいレーザー墨出し器です。シンプルなデザインに仕上げられているものが多く、比較的リーズナブルな価格帯が魅力です。

SK503PXZの場合は、高輝度+ラインポイントでより視認性が高まっており、レーザーラインが固定できる電子整準器が搭載されています。

株式会社マキタのレーザー墨出し器のおすすめは?

マキタが手掛けるレーザー墨出し器を総合的に判断した際、バランスが良くおすすめなのが充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器シリーズのSK507GDZNです。超高輝度CXTレーザーが搭載されていてレーザーラインが見やすい上に連続使用時間が24時間を超えるため、長時間使用する現場でも電池残量を気にすることなく作業に集中できます。

また、自動追尾機能や輝度調整機能が搭載されているため、状況に合わせて最適なライン出しを実現できます。

予算や用途によっては他のモデルが適している場合もありますが、SK507GDZは幅広いニーズに応えやすい万能モデルといえるでしょう。

株式会社マキタのレーザー墨出し器の評判

上記では、マキタが提供するレーザー墨出し器の種類や特長などについて解説してきましたが、口コミにはどのようなことがあるのかと気になる方は多いのではないでしょうか。ここでは、実際に利用した方のリアルな評判を3つ紹介します。

「屋根・外壁の板金工事をしていますが、縦横の垂直・水平が日中外部で墨だしができればと購入しました。概ね緑のラインは見えます。簡単に設置・設定でき重宝しています。ただ 充電バッテリーが10.8V 使用となっており、このためにわざわざ10.8V バッテリーと専用の充電器を買わなくてはならない羽目になります。付属の単三電池を入れて使うアダプターがセットになっていますが いつ電池切れになるか不安なので10.8V セットを別購入しました。せめて14.4Vの電池が使えればよいのにと思います。」

引用:充電式屋内・屋外兼用墨出し器 シンプルレーザー マキタ SK10GD【460】|楽天市場評価

「これだけの精度のある商品が、この値段で買えるのはなかなかないと思う。受光器をつければ20メートル弱まで高い精度で測れるし、少し明るい室内でもラインがはっきり見えるので大変助かる。」

引用:充電式屋内・屋外兼用墨出し器 シンプルレーザー マキタ SK10GD【460】|楽天市場評価

「使い勝手は良いのですが少々軽すぎます。少し重量が有ると良いかなと思います。」

引用:マキタ 屋内屋外兼用墨出し|モノタロウ評価

口コミを見てみると、「簡単に使用できる」「少し明るい室内でもラインが見える」といった意見が多く見られました。その一方で、重量が軽いゆえに心配する点やバッテリーがあらかじめ決まっているため、合っていないと使いまわせないなどに対する声も一定数あります。

株式会社マキタのオンラインショップの紹介

マキタにはオンラインショップはありませんが、マキタ製のレーザー墨出し器を購入する際は以下の5サイトから購入することが可能です。

  • 楽天市場
  • 工具通販ビルディ
  • Yahoo!ショッピング
  • モノタロウ
  • Amazon

サイトによって扱っている商品や価格が異なるので、複数のサイトを比較検討して選ぶのが大切です。また、楽天市場やAmazonなどではお得に購入できるセールを行っている場合があるので、併せてチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

マキタのレーザー墨出し器は、プロの信頼も厚い人気商品です。充電式屋内・屋外兼用追尾墨出し器や充電式屋内・屋外兼用墨出し器、屋内・屋外兼用墨出し器の3種類あり、それぞれ複数のモデルがあるため、用途に合った機種を選べるのが魅力です。

また、バッテリーの互換性や3日間の修理体制など、マキタ製品全体の特長もメリットとして挙げられます。

マキタ製のレーザー墨出し器を購入する際は、楽天市場やYahoo!ショッピング、Amazonなどのオンラインショップから可能です。口コミはもちろんのこと、価格や品揃えを比較検討して最適なサイトを選ぶと良いでしょう。

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