ボッシュのレーザー墨出し器のおすすめは?ランキングで紹介

ボッシュ(BOSCH)は、電動工具の分野で世界的に有名なメーカーであり、その技術力はレーザー墨出し器にも活かされています。今回は、ボッシュのレーザー墨出し器の中から、特におすすめの製品をランキング形式でご紹介いたします。それぞれの製品の特徴や機能、価格帯などを詳しく解説していきますので、ご自身の用途や予算に合った最適な一台を見つける参考にしてみてください。
ボッシュのおすすめレーザー墨出し器をまとめて紹介
それでは、ボッシュのレーザー墨出し器のラインナップから、おすすめの製品をランキングで紹介します。
なお、順位はボッシュ公式サイトの「ボッシュのおすすめ」順となっています。
- GLL 3-80 CG
- GLL 3-60 XG
- GLL 8-40 E LR
- GLL 30 G
- GLL 3-80
以下から、それぞれの製品の特徴などを詳しく解説します。
【おすすめ1位】GLL 3-80 CG

引用元:ボッシュ
おすすめ1位は「GLL 3-80 CG」です。GLL 3-80 CGは、ボッシュのレーザー墨出し器の中でも特に高性能で多機能なモデルです。360°照射に対応しており、3方向にレーザーラインを照射できます。また、Bluetooth接続にも対応しており、スマートフォンやタブレットから遠隔操作することも可能です。レーザーラインの色はグリーンで、視認性が4倍にもアップしています。
また、GLL 3-80 CGは、デュアルパワーソースに対応しています。リチウムイオンバッテリーとアルカリ乾電池のどちらでも使用できます。そのため、バッテリー残量を気にせずに作業を続けることができます。
価格は137,000 円(税抜)と比較的高めですが、その分機能性と性能に優れているため、プロの現場にも活用できる機種です。
GLL 3-80 CGについては、以下の記事でも詳しく紹介しています。
『ボッシュのレーザー墨出し器「GLL 3-80 CG」はどんな商品?』
【おすすめ2位】GLL 3-60 XG

引用元:ボッシュ
おすすめ2位はGLL 3-60 XGです。グリーンレーザーを搭載したモデルで、精度は±0.3mm/10mです。360°照射に対応しており、水平方向と垂直方向の3ラインを同時に照射できます。本体の向きを変えることなく、全周囲に水平のレーザーラインを照射できるため、効率的な作業が可能です。また、受光器対応で最大60mまでレーザー到達距離を伸ばすことができます。
価格は94,000 円(税抜)となっています。
【おすすめ3位】GLL 8-40 E LR

引用元:ボッシュ
GLL 8-40 E LRは、正確性と高性能が特徴のレーザー墨出し器です。グリーンレーザーを採用しており、± 0.1mm/mの高い水平精度と360°微調整可能な回転台により、ボッシュ製品において最高クラスの精度を実現しています。
また、IP54の防塵・防水性能を備えているため、粉塵や水滴の飛散する現場でも安心して使用できます。本体サイズはコンパクトで軽量なので、持ち運びにも便利です。
価格は139,000 円(税抜)です。
【おすすめ4位】GLL 30 G

引用元:ボッシュ
GLL 30 Gは、ボッシュのエントリーモデルとして位置づけられているラインレーザー墨出し器です。価格は16,500 円(税抜)と低価格に抑えられていますが、± 4°までのセルフレベリング機能も搭載されています。手のひらサイズで持ち歩きしやすく、屋内での内装工事など比較的近距離での作業に適しています。
ただし、上位機種と比較すると機能は限定的です。そのため、より高度な機能を求める場合は、上位機種の検討をおすすめします。総合的に見ると、GLL 30 Gは価格と性能のバランスが良く、お試しでレーザー墨出し器を買ってみたい方に最適な一台と言えるでしょう。
【おすすめ5位】GLL 3-80

引用元:ボッシュ
GLL 3-80は、おすすめ1位の「GLL 3-80 CG」と似た形状をしていますが機能が抑えられ、88,500 円(税抜)という低価格を実現しています。
GLL 3-80 CGと同様に360°の3ライン照射が可能ですが、レーザーの色はグリーンではなくレッドになります。「受光器をメインで使うためレーザーの視認性は重視しない」「購入価格を抑えたい」という方におすすめです。
ボッシュのレーザー墨出し器の特徴とは?

ボッシュのレーザー墨出し器には、以下のようなボッシュ製品ならではの特徴があります。
- グリーンレーザーでも低価格
- ボッシュならではの独特な形状
それぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。
グリーンレーザーでも低価格
一般的に、グリーンレーザーのレーザー墨出し器は10万円近い高価格帯になることが多いのですが、先ほどおすすめ4位で紹介した「GLL 30 G」はグリーンレーザーでありながら16,500 円(税抜)という低価格で購入できます。
ただし、GLL 30 Gは仕様として「指示精度:±0.8mm/m」と明記されており、あまり精度は高くありません。グリーンレーザーで視認性が高いことは確かですが、プロによる建築現場での墨出し作業での使用は難しい製品であることは理解しておきましょう。
ボッシュならではの独特な形状
ボッシュのレーザー墨出し器は、その独特な形状も特徴の一つです。他社製品にはない、特徴的なデザインが採用されている機種が多く見られます。
例えば、サイコロのようなキューブ型の形状をした機種「QUIGO PLUS」は、コンパクトながらも安定した設置が魅力です。
ボッシュは、ユーザーのニーズに応えるため、さまざまなサイズ・形状のレーザー墨出し器を開発しています。ボッシュのレーザー墨出し器を選ぶ際には、形状にも注目することで、より作業に適した製品を見つけることができるでしょう。
ボッシュのレーザー墨出し器の注意点
ボッシュのレーザー墨出し器は、有名な工具メーカーであることから一定の人気がありますが、購入前にいくつか注意点があります。
まず、ボッシュのレーザー墨出し器は性能・精度ともに最高クラスではありません。そのぶん安価な製品やコンパクトな製品が多いと言えるでしょう。大規模な建築現場で使用する場合は、より高性能なモデルが必要になります。
性能や精度を重視してレーザー墨出し器を購入したいとお考えの方は、別のメーカーのレーザー墨出し器も比較し検討してみましょう。
ボッシュというメーカーについて

引用元:ボッシュ
ボッシュ(BOSCH)の概要は以下の通りです。
会社名 | ボッシュ株式会社 |
設立 | 1939年7月17日 |
代表者 | 代表取締役社長 クリスチャン・メッカー |
本社所在地 | 神奈川県横浜市都筑区中川中央1-9-32 |
資本金 | 170億円 |
従業員数 | 6,024人 |
事業内容 | モビリティ産業機器テクノロジーエネルギー・ビルディングテクノロジー消費財 他 |
まとめ
ボッシュのレーザー墨出し器は、グリーンレーザーでありながら安価な製品や、箱型で設置しやすい製品などが人気です。加えて、ボッシュならではのコンパクトかつ堅牢なデザインは、持ち運びや現場での使用に最適です。
ボッシュ製のレーザー墨出し器を購入したいとお考えの方は、今回ご紹介した製品の中からお気に入りの一台を探してみてはいかがでしょうか。